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スタッフよりメッセージ
五感を研ぎ澄まして、成長と考察を
私は、常日頃から人の心を敏感に感じ取りたいと思っています。相手の考え、動物の体調を管理することに繋がるからです。
当院は、一次診療病院で一般的な検査機器しかありませんが、日常の診療では獣医師の五感を使うことで、対応できることも多々あります。
五感を研ぎ澄ますには、情報量が必要です。 大学生活では誰も教えてくれません。自分が努力して獲得していくのです。
診療中、獣医師一人では、判断に苦慮することもあります。スタッフ一丸となって、考えることで、問題解決の糸口が見えたりするものです。
人は一人では無力で、時には(私はいつも)周囲に助けられ成長していきます。
成長していくこと、考えることに私はやりがいを得ています。
やる気のある方、少し不安のある方、いろんな事に挑戦したい方、まず、空と太陽どうぶつ病院に実習にいらしてください。
正確な発見、的確な処置
酪農は畜産学だけだなく生物学、獣医学、経済学など様々な領域の学問が複雑に絡み合っている非常に面白い産業です。
そのため酪農経営においては次々と発生する様々な問題点をいかに素早く正確に発見し、的確に処置するかが収益を上げる大きなポイントとなります。
当院では一般診療だけでなく、人工授精、受精卵移植、牛群管理と牛に関する業務全般を引き受けています。 また、生産者の皆様の収益を上げることを第一に考えて
疾病予防対策に力を入れています。疾病予防対策を立てるためには、病気の正確な診断が重要となります。
当院では、各種微生物学的検査、血液学的検査、超音波診断装置、エックス線撮影装置等を用いて正確な診断をすることを心がけています。 また一般診療だけでなく、獣医師の立場から定期繁殖検診を中心とした
牛群の健康管理のお手伝いもしています。
そのためには獣医師のスキルアップは需要と考え、各種講習会、セミナー、地域の獣医師との勉強会にも積極的に出席しています。
学生時代、「動物園に就職する前に、臨床の技術を学んでおくと良い」と、多くの動物園の獣医師の方に言われました。というのも、野生動物は何か処置するにしても、人間の命の危険が伴うため、簡単に行うことが出来ません。そのため、小動物や大動物臨床の獣医師に比べると、どうしても臨床を学ぶ機会は少なくなるからとのことでした。
当院では小動物と大動物2つの部門があり、院長にその旨を伝えると、理解を示して下さり、私は小動物部門に所属していましたが、休日は大動物の診療に同行させてもらいました。
おかげさまで、平成27年の4月より動物園で働くことになりました。2つの分野を同時に学べる病院は少ないと思います。動物園を志している方は一度、実習に来てみると良いと思います。